私は中学生時代から地元の先輩が乗っている改造車に憧れていました。
地元の先輩が乗っている改造車は普通の家庭用の自家用車にはない魅力が私にとっては沢山詰まっている夢の様な車に見えたのです。

 

実際当時の地元の先輩が乗っていた改造車は日本全国レベルで見てもかなり無駄を排した足回りやマフラーのデザインなども洗練されていて、私は地元の先輩が乗っている改造車で日本全国を縦断する事が夢だったのでした。
そんな改造車に憧れる私は高校に入学してすぐに16歳になった事を機に原動機付き自転車、いわゆる「原チャリ」のオートバイの免許を取り、自分なりに改造して原チャリオートバイに乗って高校に通学していました。

 

私は原チャリオートバイに乗りながら、オートバイのエンジンのメンテナンス方法を地元の改造車を乗り回している先輩達から教わるなど、高校生時代から地元の改造車のチームの先輩にはお世話になっていました。
そして私は高校3年生の5月に18歳となり、すぐに地元にある自動車運転免許の自動車学校に入学し、自動車のマニュアルの普通運転免許を取得したのです。

 

私は18歳になって自動車の普通運転免許を取得する前に高校2年間で50万円を地元のスーパーマーケットのレジ打ちのアルバイトで貯めていました。
その50万円のお金で私は中古車の自動車を購入して改造を施そうと思っていたのです。
しかし、私が実際に18歳になって自動車の普通運転免許を取得して地元の中古車販売買取の業者の店舗に出向いて車選びをしてみた所、私の希望するカッコいい自動車はどこにも売っていなかったのです。

 

私はせっかく自動車の免許を取ったのに良い車に巡り会えない事に落胆していたのですが、その時地元の先輩がトヨタのチェイサーの改造車を私に格安の30万円で譲ってくれ、私はその車を2年間乗り回しました。
そして2年後にトヨタのチェイサーを中古車販売買取業者で買取査定に出した所、何と業者は「改造車は買い取れませんので、引き取りで廃車にする場合は5万円頂きます」とまさかの返事をして驚いた記憶があります。